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独学でITパスポート試験を受験する場合、テキスト選びが重要なポイントになってきます。売れているテキストを選ぶのもいいですが、書店で実際に見て自分に合う本を選ぶことが大事です。

ITパスポート対策おすすめテキスト・参考書・問題集

※最終更新日:2021年6月15日

ITパスポート試験の参考書は、春秋2回の問題の傾向や新出題を踏まえて年1回の改定が行われています(11月〜12月が新年度版の発売ラッシュです)。

現在発行されているITパスポート試験対策テキストには、

  • 令和3年度 いちばんやさしいITパスポート 絶対合格の教科書+出る順問題集
  • キタミ式イラストIT塾 ITパスポート 令和03年度
  • かんたん合格 ITパスポート教科書 令和3年度
  • 改訂版 この1冊で合格! 丸山紀代のITパスポート テキスト&問題集

などがありますが、10年以上にわたりITパスポート試験に携わってきた私がイチ押しするのは「いちばんやさしいITパスポート 絶対合格の教科書+出る順問題集シリーズ」です。ITパスポート試験を含む情報処理技術者試験の中では比較的新しい書籍ですが、2021年現在、ITパスポート対策書籍として不動の地位を確立しつつあります。

この本は目的は「一発合格」です。そのため、本書には2つの特徴があります。

1つ目は脳科学に基づいている点です。
この本は、約30分で読み切れる分量をひとまとまりとして構成されていますが、これは人間の集中力が続く時間が30分程度という脳の特徴を踏まえたものです。また、この本には「文字が消える赤シート」が付いていて、赤シートで頻出用語を隠せば、暗記のテストができます。赤シートが付いているのは本書だけでもアウトプット学習をできるようにするためです。このように、本書を使えば、根性論ではなく、エビデンスに基づいた学習ができます。

2つ目はストーリーを掲載している点です。
ITパスポート試験では、出題される用語が非常に多岐に渡ります。本の中にそれらをすべて網羅しようとすると、その本は参考書ではなく「辞書」になってしまいます。しかしながら、本書では掲載する用語を頻出用語だけに厳選することで、その用語が登場することになったストーリーを掲載できるようにしました。ストーリーを読むことで、その用語が登場することになった背景がわかるので、納得感を持って学習できます。理解の助けになるイラストも多く掲載されていて、分かりやすさへの工夫がみられます。ただし、1つのトピックを丁寧に扱っている分、収録問題数はそれほど多くないため、本サイトや公式ページの過去問題でアウトプット学習を補う必要はあるでしょう。

以上のように、この本は受験者が「一発合格」するために、本はどうあるべきかを考え抜いて作られた参考書です。ぜひ書店で試し読みしてみて下さい。


もう一つ当サイトが問題収録と校閲の部分で出版協力した「この1冊で合格! 丸山紀代のITパスポート テキスト&問題集」についても紹介させてください。

この書籍のターゲットは何より短期合格を第一目的にする方です。

2018年6月にIPAより、全ての社会人に必要な第4次産業革命に関連した新技術等の出題強化が発表され、ITパスポート試験では2019年4月からシラバス4.0に移行し、さらに2021年4月からはシラバス5.0に基づいて試験が行われています。 具体的には、デジタルトランスフォーメーション、AI、フィンテック、RPA、データサイエンス、IoT、アジャイル開発、チャットボットなど、近年目まぐるしく登場してきたデータ利活用に関連する新技術の出題比率が全体の2分の1程度まで高まっています

本書は後発の参考書ということで、この主題傾向を踏まえた攻略法として、まず得点に直結する新技術の用語を最初に重点的に解説し、中盤から後半にかけて従来の分野を解説するという流れになっています。 逆に、100問中1〜2問しか出題されない基礎理論(2進数、論理演算、集合等)、データ構造及びアルゴリズムについては、バッサリとカットし章末のコラムで簡単に触れる程度というように、出題頻度に応じて大胆に軽重を付けています。

このメリハリの付いた構成にすることで、売れ筋の参考書が400〜500ページであるのに対して本書は約370ページと非常にコンパクトです(模擬試験1回込みで)。 もちろんページ数が少ないからと言って内容が薄いわけではなく、オールカラー(ITパスポートでは初!)や豊富な図解などの初学者に配慮した工夫が随所に見られます。また書籍と連動した丸山先生の動画講義もYouTube上で無料配信されています(https://www.youtube.com/watch?v=kAKPh56fz_4※2020年5月配信開始し徐々に拡充予定)。 また、索引が非常に丁寧な作りになっており学習時や合格後に用語集として使えることも紙の本派には嬉しいところです。

ただ、ページ数が少ないということで全ての用語や範囲をカバーしているわけではありません。しかし、ITパスポート試験の範囲は"経営"から"2進数"まで非常に広く、もともと1冊での網羅が難しいのはどの参考書も多かれ少なかれ同じです。本書では出題頻度の低い論点は過去問道場等を活用してカバーしましょうという割り切った構成となっています。現役のプロIT講師である著者が短期合格のためにポイントを絞り込み、重要度が低い部分をカットした凝縮結果ですので合格のための情報量は十分にあります。資格勉強をするときに、最初の1冊を読み終わるまでに気持ちが途切れてしまい積読になってしまうケースがあります。一度最後まで通読できればサンクコスト効果により、その後も学習が継続し合格を勝ち取れる確率が高まるので、最後までイッキに読み切れるコンパクトさは強みと言えるかもしれません。

本書はまだ刊行したばかりで実績を積み上げている途中ですが、過去問道場等でのアウトプット学習を試験対策の主軸とする方、計算等が絡む基礎理論やアルゴリズムに苦手意識のある文系気質の方、情報処理資格はとりあえずITパスポートだけという方、短期集中で何はなくとも合格をしたい方には最良の選択になる可能性を秘めております。

ITパスポート試験 おすすめ問題集

参考書は1年に1回の発行ですが、問題集は最新の試験結果を掲載するために年2回(春対策・秋対策)発行されています。

現在発売されているITパスポート試験対策の問題集は、

  • 令和03年【上半期】 ITパスポート パーフェクトラーニング過去問題集
  • かんたん合格 ITパスポート過去問題集 令和3年春期
  • ITパスポート試験 書いて覚える学習ドリル シラバスVer4.1対応

などの問題集がありますが、その中でも私がおすすめしたいのは、ITパスポート試験 パーフェクトラーニング対策問題集です。

理由としては、すでに試験が行われた直前4回の本試験問題に加えて,模擬問題を1回分の計5回分という十分な試験問題の収録内容(さらに、H21春~H27秋の14回分がダウンロード可能)に加えて、本自体が他の問題集と比べて大型版であり、解説が詳しく書いてあるということです。やはり問題演習は机の上に問題集を広げて行う事が多いので、大型本であるこの本は、使い勝手がよいのではないかと思います。
問題集の解説を見ると正解の選択肢にだけ解説がなされていて、間違っている答えには解説がない場合がありますが、この問題集では、なぜ間違っているのかが選択肢すべてに説明されている問が多く、論点についての理解が深まりやすいと感じたからです。
(問題集は必ず最新のものを使うようにしましょう。ITパスポートでは常に新しい用語がでてくるため、過去の問題集ではカバーできていない部分があるためです。)

私的には 栢木本+パーフェクトラーニング問題集が現在のベストな組み合わせだと思っているのですが、やはり最終的には使う人に合うどうかだと思うので、自分にあった本を選んでくださいね。

Googleが提供するサービスGoogleBookではいくつかの参考書や問題集を50ページ程度プレビューできるので購入する本を吟味するのに役にたちますよ。(→GoogleBooks ITパスポート)

また当サイトコンテンツの用語辞典を電子書籍化したものをAmazonで販売(99円)しております。ITパスポートの最新シラバスに掲載されている506語をすべて収録するとともに、最新試験で登場した新語についてもカバーしています。試験直前の総復習や、通勤・通学中や休憩時間などのスキマ時間の学習に最適です。

私オススメのITパスポート対策本は、

  • テキストは栢木本
  • 問題集はパーフェクトラーニング
  • 直前期にはFOM直前対策
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