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独学でITパスポート試験を受験する場合、テキスト選びが重要なポイントになってきます。売れているテキストを選ぶのもいいですが、書店で実際に見て自分に合う本を選ぶことが大事です。

ITパスポート対策おすすめテキスト・参考書・問題集

※最終更新日:2020年2月21日

ITパスポート試験の参考書は、春秋2回の問題の傾向や新出題を踏まえて年1回の改定が行われています。(11月〜12月が新年度版の発売ラッシュです)

現在発行されているITパスポート試験対策テキストには、

  • 令和02年 イメージ&クレバー方式でよくわかる 栢木先生のITパスポート試験教室
  • 令和2年度 いちばんやさしいITパスポート 絶対合格の教科書+出る順問題集
  • キタミ式イラストIT塾 ITパスポート 令和02年度
  • この1冊で合格! 丸山紀代のITパスポート テキスト&問題集

などがありますが、私のイチ押しは、イメージ&クレバー方式でよくわかる 栢木先生のITパスポート試験教室です。

栢木先生のITパスポート試験教室は「イメージ&クレバー式」といってネコをキャラクターしたり、挿絵を多く使うなど初めて学ぶことがわかりやすいと評判のシリーズです。私も初級シスアド試験・基本情報技術者試験とお世話になりました。

著者である栢木 厚さんの「難しい知識を難しく教えても意味がない。難しい知識をやさしく教えることが重要である。」というコンセプトどおり、試験範囲で重要な項目を丁寧に解説してありますので、文章だらけの教科書が苦手な方にはもってこいです。文章が少なく行間も広めでさらに、コミカルな猫の挿絵のおかげでのため教科書という感じが少なく読みやすさは抜群です。

このシリーズの中で私が一番気に入っているのは、各単元ごとにまとめられている「○○とくれば××」というように要点をさくっとまとめてある「クレバー方式」です。どれも一行、多くても二行で書かれていて非常にわかりやすく、テキストを読み込むときも要点だけをすばやく復習することができました。
資格試験のテキストというと、「試験範囲をくまなく解説」を売りにしている本が多い中、出題回数の少ない分野をばっさり切り捨てて、重要な分野を中心として合格点を取ることを第一目的に考えられたこの本のコンセプトはなかなかすごいと思います。

その反面過去問の中には、このテキストでは掲載されていない論点が出題されていることもあります。出題回数が多くない論点は合格には必要ないとテキストから省かれているのです。なので範囲を完全に学習するには必然的に下で説明する過去問題集での演習が必要となってきます。


もう一つ当サイトが問題収録の部分で出版協力した「この1冊で合格! 丸山紀代のITパスポート テキスト&問題集」についても紹介させてください。

この書籍のターゲットは何より短期合格を第一目的にする方です。

2018年6月にIPAより、全ての社会人に必要な第4次産業革命に関連した新技術等の出題強化が発表され、ITパスポート試験では2019年4月から出題傾向が大幅に変わることとなりました(シラバス4.0への移行)。 具体的には、AI、フィンテック、RPA、データサイエンス、IoT、アジャイル開発、チャットボットなど、近年目まぐるしく登場してきたデータ利活用に関連する新技術の出題比率が全体の2分の1程度まで高まっています

本書は後発の参考書ということで、この主題傾向を踏まえた攻略法として、まず得点に直結する新技術の用語を最初に重点的に解説し、中盤から後半にかけて従来の分野を解説するという流れになっています。 逆に、100問中1〜2問しか出題されない基礎理論(2進数、論理演算、集合等)、データ構造及びアルゴリズムについては、バッサリとカットし章末のコラムで簡単に触れる程度というように、出題頻度に応じて大胆に軽重を付けています。

このメリハリの付いた構成にすることで、売れ筋の参考書が400〜500ページであるのに対して本書は約330ページと非常にコンパクトです(模擬試験1回込みで)。 もちろんページ数が少ないからと言って内容が薄いわけではなく、オールカラー(ITパスポートでは初!)や豊富な図解などの初学者に配慮した工夫が随所に見られます。また書籍と連動した丸山先生の動画講義もYouTube上で無料配信されています(https://www.youtube.com/watch?v=kAKPh56fz_4※2020年5月配信開始し徐々に拡充予定)。 また、索引が非常に丁寧な作りになっており学習時や合格後に用語集として使えることも紙の本派には嬉しいところです。

ただ、ページ数が少ないということで全ての用語や範囲をカバーしているわけではありません。しかし、ITパスポート試験の範囲は"経営"から"2進数"まで非常に広く、元々1冊での網羅が難しいのはどの参考書も多かれ少なかれ同じです。本書では出題頻度の低い論点は過去問道場等を活用してカバーしましょうという割り切った構成となっています。現役のプロIT講師である著者が短期合格のためにポイントを絞り込み、重要度が低い部分をカットした凝縮結果ですので合格のための情報量は十分にあります。資格勉強をするときに、最初の1冊を読み終わるまでに気持ちが途切れてしまい積読になってしまうケースがあります。一度最後まで通読できればサンクコスト効果により、その後も学習が継続し合格を勝ち取れる確率が高まるので、最後までイッキに読み切れるコンパクトさは強みと言えるかもしれません。

本書はまだ刊行したばかりで実績がありませんが、過去問道場等でのアウトプット学習を試験対策の主軸とする方、計算等が絡む基礎理論やアルゴリズムに苦手意識のある文系気質の方、情報処理資格はとりあえずITパスポートだけという方、短期集中で何はなくとも合格をしたい方には最良の選択になる可能性を秘めております。

ITパスポート試験 おすすめ問題集

参考書は1年に1回の発行ですが、問題集は最新の試験結果を掲載するために年2回(春対策・秋対策)発行されています。

現在発売されているITパスポート試験対策の問題集は、

  • 令和02年【上半期】 ITパスポート パーフェクトラーニング過去問題集
  • かんたん合格 ITパスポート過去問題集 令和2年春期
  • 令和02年 栢木先生のITパスポート教室準拠 書き込み式ドリル
  • ITパスポート試験 厳選問題集300題

などの問題集がありますが、その中でも私がおすすめしたいのは、ITパスポート試験 パーフェクトラーニング対策問題集です。

理由としては、すでに試験が行われた直前4回の本試験問題に加えて,模擬問題を1回分の計5回分という十分な試験問題の収録内容(さらに、H21春~H27秋の14回分がダウンロード可能)に加えて、本自体が他の問題集と比べて大型版であり、解説が詳しく書いてあるということです。やはり問題演習は机の上に問題集を広げて行う事が多いので、大型本であるこの本は、使い勝手がよいのではないかと思います。
問題集の解説を見ると正解の選択肢にだけ解説がなされていて、間違っている答えには解説がない場合がありますが、この問題集では、なぜ間違っているのかが選択肢すべてに説明されている問が多く、論点についての理解が深まりやすいと感じたからです。
(問題集は必ず最新のものを使うようにしましょう。ITパスポートでは常に新しい用語がでてくるため、過去の問題集ではカバーできていない部分があるためです。)

私的には 栢木本+パーフェクトラーニング問題集が現在のベストな組み合わせだと思っているのですが、やはり最終的には使う人に合うどうかだと思うので、自分にあった本を選んでくださいね。

Googleが提供するサービスGoogleBookではいくつかの参考書や問題集を50ページ程度プレビューできるので購入する本を吟味するのに役にたちますよ。(→GoogleBooks ITパスポート)

また当サイトコンテンツの用語辞典を電子書籍化したものをAmazonで販売(99円)しております。ITパスポートの最新シラバスに掲載されている506語をすべて収録するとともに、最新試験で登場した新語についてもカバーしています。試験直前の総復習や、通勤・通学中や休憩時間などのスキマ時間の学習に最適です。

私オススメのITパスポート対策本は、

  • テキストは栢木本
  • 問題集はパーフェクトラーニング
  • 直前期にはFOM直前対策
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