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演繹推論【えんえきすいろん】
述語論理のひとつで、文章を一般的な「大前提」、個別の「小前提」、これらをふまえて「結論」へ導く、三段論法で推論を行う手法である。

例えば、(大前提)人間は必ず死ぬ → (小前提)ソクラテスは人間である → (結論)ソクラテスは死ぬだろう。という流れである。

このように、普遍的な事実「人間は死ぬ」ことを大前提とし、「ソクラテスは人間である」という事実を小前提として述べ、「ソクラテスは死ぬ」という結論へ必然的に導く理論的な推論である。前提と事実から結論を述べるため、説明を聞く人間が内容に詳しくない場合でも、納得や理解が得やすい伝え方である。演繹法と対になる論理的推論方法として、帰納法がある。
分野:
テクノロジ系 » 基礎理論 » 情報に関する理論
(シラバスver5)
重要度:
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