業務分析・データ利活用 (全51問中10問目)

No.10

製品Aの生産計画量,部品Bの総所要量及び在庫量が表のとおりであるとき,第2週における部品Bの発注量aは何個か。

〔条件〕
  • 製品Aの生産リードタイム(着手から完成までの期間)は無視する。
  • 製品Aを1個生産するためには部品Bが2個必要であり,部品Bは製品Aの生産以外には使われない。
  • 部品Bの発注は,各週の生産終了後に行い,翌週の生産開始までに入荷する。
  • 部品Bの安全在庫は,当該週の部品Bの総所要量の25%とする。
  • 部品Bの第1週の生産開始前の在庫量を100個とする。
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  • 30
  • 40
  • 60
  • 80

分類

ストラテジ系 » 企業活動 » 業務分析・データ利活用

正解

解説

部品Bの発注量は、各週の生産終了後に残る部品Bの在庫量が安全在庫を下回らないようにしなければなりません。翌週の在庫量は、当週の在庫量に発注量を加えた数から、翌週の総所要量を差し引いた数になるので、以下の式を満たす発注量を求めることになります。

 当週の在庫量+発注量−翌週の総所要量=安全在庫量

第1週の発注量から順に考えていきます。第1週の在庫量は20個であり、発注量が入荷された後に第2週で80個を使用します。第2週の安全在庫は「80個×25%=20個」ですから、第2週の生産終了後の在庫量が20個となるように発注をします。発注量をnとすると、

 20+n−80=20
 n−60=20
 n=80

よって、第1週の発注量は80個となります。

同様に第2週の発注量[a]を考えます。第2週の在庫量は20個であり、発注量が入荷された後に第3週で40個を使用します。第3週の安全在庫は「40個×25%=10個」ですから、第3週の生産終了後の在庫量が10個となるように発注をします。発注量をnとすると、

 20+n−40=10
 n−20=10
 n=30

よって、aには30個が入ります。
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