システム活用促進・評価 (全25問中3問目)

No.3

A社の情報システム部門は,B社のソフトウェアパッケージを活用して,営業部門が利用する営業支援システムを構築することにした。構築に合わせて,EUC(End User Computing)を推進するとき,業務データの抽出や加工,統計資料の作成などの運用を行う組織として,最も適切なものはどれか。
  • A社の営業部門
  • A社の情報システム部門
  • B社のソフトウェアパッケージ開発部門
  • B社のソフトウェアパッケージ導入担当部門

分類

ストラテジ系 » システム戦略 » システム活用促進・評価

正解

解説

EUC(End User Computing)は、コンピュータを利用して日々の業務を行っている者が、自部門で使用するシステムの構築や運用管理に積極的に携わったり、コンピュータを自主的に操作したりすることにより、自分あるいは部門内の業務に役立てることです。利用部門の人が、自らの目的のために表計算ソフトやデータベースソフトを高度に活用することもEUCの一つです。企業内の情報を有効に活用するためには、EUCが重要だと言われ、多くの企業がEUCの推進を積極的に行っています。EUCが登場した背景にはパソコンの高性能/低価格化、支援ソフトウェアの普及などがあります。

A社のシステム部門ではEUCを推進したいのですから、利用部門である営業部門が、自らの目的に合わせてデータの加工や抽出などを行うのが適切です。したがって「ア」が正解です。
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