ITパスポート 試験情報＆徹底解説

デジタルの写真データは、拡大してみるとわかるように非常にたくさんの数の点（ドット）で構成されています。例えば1280×1080であれば、横に1,280個、縦に1,080個、つまり全部で「1280×1080＝1,382,400個」の点が集まって1つの写真データとなっています。この一つ一つの点が画素です。最大有効画素数とは、デジタルカメラで撮影(記録)可能な1枚の写真のサイズを表します（物理的なサイズではなく、デジタルデータとしてのサイズです）。設問のように最大有効画素数が500万画素なら、1枚の写真について500万画素まで記録できるということです。

各選択肢の総ピクセル数を計算すると、

• 1280×1080＝1,382,400画素
• 1600×1200＝1,920,000画素
• 1920×1080＝2,073,600画素
• 2560×1920＝4,915,200画素

となり、どれも500万画素以内なので、撮影可能かつ最もサイズの大きい（総ピクセル数の多い）2560×1920が答えとなります。