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ITパスポート令和4年春期 問47
問47
分類
マネジメント系 » システム開発技術 » システム開発技術
正解
ウ
解説
ソフトウェア保守は、運用開始後のシステムやソフトウェアに対して変更や機能改善への対応、プログラムの欠陥(バグ)への対応、ビジネス環境の変化に応じたプログラムの修正作業などを実施することです。「運用開始後の」というのがポイントです。
ソフトウェア保守は、大きく分けて次の5つに大別されます。
ソフトウェア保守は、大きく分けて次の5つに大別されます。
- 是正保守
- ソフトウェア製品の引渡し後に発見された問題を訂正するために行う受身の修正
- 予防保守
- 引渡し後のソフトウェア製品の潜在的な障害が運用障害になる前に発見し、是正を行うための修正
- 完全化保守
- 引渡し後のソフトウェア製品に機能の追加や変更、性能強化などの改良を行うための修正
- 適応保守
- 引渡し後、変化した又は変化している環境において、ソフトウェア製品を使用できるように保ち続けるために実施する修正
- 緊急保守
- 是正保守を行うまでシステムの運用を確保するための、計画外で一時的な修正
- 運用中のシステムに対する潜在的な不良の修正(予防保守)は、ソフトウェア保守に含まれます。
- 運用中のシステムに対する機能変更や改良のための修正(完全化保守)は、ソフトウェア保守に含まれます。
- 正しい。法律改正やOSアップデート等のビジネス環境の変化に対応する修正(適応保守)は、ソフトウェア保守に含まれます。
- 開発期間中に行う修正は、ソフトウェア保守に含まれません。