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ITパスポート令和5年 問85
問85
IoT機器におけるソフトウェアの改ざん対策にも用いられ,OSやファームウェアなどの起動時に,それらのデジタル署名を検証し,正当であるとみなされた場合にだけそのソフトウェアを実行する技術はどれか。
- GPU
- RAID
- セキュアブート
- リブート
分類
テクノロジ系 » セキュリティ » 情報セキュリティ対策・実装技術
正解
ウ
解説
- Graphics Processing Unitの略。コンピュータにおいて画像処理を専門に担う演算装置です。数千個のコアにより大量のデータの並列計算に特化しており、動画再生や3DCGのレンダリングなどの高負荷な演算が要求される場面で、CPUを補完する役割を果たします。
- Redundant Arrays of Inexpensive Disksの略。複数のディスクを組み合わせ、ひとつの仮想的なディスクとして扱うことで信頼性や性能を向上させる技術です。
- 正しい。セキュアブートは、コンピュータの起動(ブート)時に、実行しようとするOSやデバイスドライバに付されたデジタル署名をUEFI(BIOS)が持つデジタル証明書で検証することで、不正なソフトウェアが実行されないようにする仕組みです。セキュアブートを行うことで、HDDのブートセクタに感染するタイプのマルウェアの被害も防止できます。
- リブートは、コンピュータのOSを終了し、直ぐに再起動することです。