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ITパスポート平成22年春期 問59
問59
Webで使用されるCookieに関する記述として,適切なものはどれか。
- HTMLによる文章のレイアウトを,細かく指定できるフォーマット規格である。
- HTTPに暗号化の機能を追加したプロトコルである。
- Webサーバと外部のプログラムが連携し,動的にWebページを生成する仕組みである。
- アクセスしてきたブラウザに,Webサーバからの情報を一時的に保存する仕組みである。
分類
テクノロジ系 » 情報メディア » マルチメディア技術
正解
エ
解説
Cookieとは、インターネットにアクセスしてきたクライアントに対してWebサーバ上からそのクライアントのパソコン上にデータを保存する仕組みです。データには期限が決められていて一定期間を過ぎると無効となります。Webサーバは次回のアクセス時にこのCookieの情報(前回入力したユーザーの情報や、最終訪問日など)を読み出して利用します。Cookieの利用によってユーザーはログイン時にユーザーIDなどを入力する手間が省ける利点があります。
一方でCookieの情報は、記録したサーバでなくても読み出しができてしまいます。このCookieの情報を秘密裏に盗み不正に利用するためWebページにプログラムを埋め込んだりする手口が存在します。Cookieは定期的に消去したほうがいいと言われるのはこういった脆弱性があるからなのです。
一方でCookieの情報は、記録したサーバでなくても読み出しができてしまいます。このCookieの情報を秘密裏に盗み不正に利用するためWebページにプログラムを埋め込んだりする手口が存在します。Cookieは定期的に消去したほうがいいと言われるのはこういった脆弱性があるからなのです。
- CSS(Cascading Style Sheets)の説明です。
- HTTPS(HTTP over SSL/TLS)の説明です。
- CGI(Common Gateway Interface)の説明です。
- 正しい。