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ITパスポート平成22年春期 問60
問60
ある音をコンピュータのファイルにデータとして記録するとき,符号化ビット数を8ビットとしている。符号化ビット数を16ビットに変更し,同じ音を同じサンプリング周波数で記録した時の説明として,適切なものはどれか。
- 音の振幅をより細かく記録できる。
- 記録時間が同じ場合,データ量は少なくなる。
- 記録したデータの加工に必要なCPUの負担は減る。
- 記録できる周波数の上限が高くなる。
分類
テクノロジ系 » 基礎理論 » 情報に関する理論
正解
ア
解説
サンプリングにおける符号化ビット数とは、サンプリング時の音を何ビットのデジタルデータで表すかを決める数値です。一方サンプリング周波数とは1秒間に音を何回サンプリングするかということを決める値です。
例えば符号化ビット数が8ビットであれば、28=256通りの振幅しかデジタル化できませんが、これが16ビットとなれば65536通りの振幅で表わるため、より細かい階調(高音質)で記録することができます。
例えば符号化ビット数が8ビットであれば、28=256通りの振幅しかデジタル化できませんが、これが16ビットとなれば65536通りの振幅で表わるため、より細かい階調(高音質)で記録することができます。
- 正しい。
- データ量は2倍に増えます。
- データ量が多くなるためCPUの負担は増えます。
- 記録できる周波数が高くなるわけではなく、振幅をより細かく記録できるようになります。