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ITパスポート平成24年秋期 問64
問64
無線LANの環境において,アクセスポイン卜と端末に設定するESSIDに関する記述として,適切なものはどれか。
- 暗号通信の鍵になる文字列
- 暗号方式の種類
- 無線LANで使用する電波のチャネル番号
- 無線LANのネットワークを識別する文字列
分類
テクノロジ系 » ネットワーク » ネットワーク方式
正解
エ
解説
ESSID(Extended Service Set Identifier)は、無線LANの規格であるIEEE802.11シリーズにおいて「混信」を避けるためにアクセスポイントと端末に設定する識別子であるSSIDを、複数のアクセスポイントが設置されている状況に対応するため、ネットワーク識別子として拡張したものです。無線LANでは、有線LANと異なり、複数のアクセスポイントと通信が可能になってしまう「混信状態」が発生する可能性があります。これを回避するため、アクセスポイントと端末にそれぞれESSIDを設定し、ESSIDが一致する機器同士しか通信ができないようにアクセス制御をすることで通信制御を行います。