ITパスポート試験 用語辞典

ジョイスティック【Joystick】
コンピュータやゲーム機などに接続して使用する入力装置の一種であり、画面上の動作や移動を直感的に制御するために、手で握って操作する棒状のレバーである。

レバーの横にはボタンが配置されていることが多く、ジョイスティックを前後左右に倒すことで方向の入力を行い、ボタンを押すことで、追加の操作を行う。ジョイスティックの動きに伴う電圧変化により、前後左右360度の自由な方向指示が可能となっている。

実際の航空機に用いられていた操縦桿が、ジョイスティックの起源とされている。飛行機のシミュレーションゲームなどの用途で、パソコン用の周辺機器として普及した。マウスやキーボードでは難しい連続的かつ多方向の操作を、より自然に行えるため、現在では、ゲーム用途に限らず、産業用ロボットの遠隔操作、車椅子の操縦、ドローンの制御など、さまざまな分野で利用されている。

パソコンとの接続にはUSBポートを使用するものが一般的であり、専用のドライバやソフトウェアを使ってカスタマイズできる製品も多い。ゲームコントローラーに搭載された、小型で親指により操作されるアナログスティックも、ジョイスティックの一種とされている。
分野:
テクノロジ系 » ハードウェア » コンピュータ・入出力装置
(シラバスver6.3)
重要度:
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