オリジナル予想問題1 問16

問16

経営会議で来期の投資計画について議論したところ、積極的投資、継続的投資、消極的投資のいずれかの計画に決定することになった。来年度の景気動向と各々の計画をとった時の予想利益は以下のとおりである。意思決定にマクシミン原理を用いることにすると、どの投資計画にすることが最適であると考えられるか。来期が"好転"・"横ばい"・"悪化"のうち、どの景気動向になるかは同じ確率であるとする。
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  • 積極的投資
  • 継続的投資
  • 消極的投資
  • どれともいえない

分類

ストラテジ系 » 経営戦略マネジメント » ビジネス戦略と目標・評価

正解

解説

マクシミン原理は、最悪のケースでも最小の利益は確保しようという最も保守的な選択をするときに判断基準として用いられるゲーム理論の一つです。

考え方としては各戦略の最小利得を比べて、その中で一番利益が多くなる戦略を選択することになります。

各々の戦略の最小利得は以下の通りです。
  • [積極的投資] 悪化した場合の 50
  • [継続的投資] 悪化した場合の 100
  • [消極的投資] 好転した場合の 200
各戦略の最小利得を比べると、消極的投資の200が最も高くなるため、マクシミン原理を用いた意思決定では、消極的投資が選択されることになります。
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