ITパスポート試験 用語辞典
SLI【Service Level Indicators】えすえるあい
システムやサービスの動作を直接測定して得られた、品質や性能を示す数値である。
主にSaaSやクラウドサービスの運用・契約時に利用される指標であり、サービス提供者がユーザーに対して、どの程度安定的にサービスを提供できているかを測定するために用いられる。サービスの稼働率、APIの応答時間、ユーザーからのリクエストに対するエラー比率、システムのスループットなどがあり、現在のサービスがどの程度の性能・品質で機能しているかを数値として表す。
SLIは一般的に、提供すべき品質や性能に関する具体的な目標値であるSLO(Service Level Objective:サービスレベル目標)と関連して用いられる。SLOで定めた目標を現在のサービスが満たしているかを確認するために、現在のサービス品質を表すSLIが利用される。AWSやGoogle Cloudなどの主要なクラウドサービスでは、SLOを設定し、その達成状況を確認するためにSLIを自動で監視・可視化する仕組みが整備されている。
一般的に、SLIとして用いられる指標には以下のものがある。
主にSaaSやクラウドサービスの運用・契約時に利用される指標であり、サービス提供者がユーザーに対して、どの程度安定的にサービスを提供できているかを測定するために用いられる。サービスの稼働率、APIの応答時間、ユーザーからのリクエストに対するエラー比率、システムのスループットなどがあり、現在のサービスがどの程度の性能・品質で機能しているかを数値として表す。
SLIは一般的に、提供すべき品質や性能に関する具体的な目標値であるSLO(Service Level Objective:サービスレベル目標)と関連して用いられる。SLOで定めた目標を現在のサービスが満たしているかを確認するために、現在のサービス品質を表すSLIが利用される。AWSやGoogle Cloudなどの主要なクラウドサービスでは、SLOを設定し、その達成状況を確認するためにSLIを自動で監視・可視化する仕組みが整備されている。
一般的に、SLIとして用いられる指標には以下のものがある。
- 可用性(稼働時間の割合、エラー率、正常に応答したリクエストの割合など)
- レイテンシ(応答時間、データベースやAPIのバックエンド処理時間など)
- スループット(毎秒のリクエスト数、書き込み/読み込み処理率など)
- エラー率(タイムアウトの割合、リクエストに対するエラー率など)
- ユーザー体験(ページロード時間、ボタンを押してからのフィードバック時間など)
- 分野:
- マネジメント系 » サービスマネジメント » サービスマネジメント
(シラバスver6.3) - 重要度:
- ★★★
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