ITパスポート試験 用語辞典

LATCHの法則らっちのほうそく
情報を整理・分類する際の5つの切り口、Location、Alphabet、Time、Category、Hierarchyを示したものである。デザインや情報設計の分野で用いられ、ユーザーの状況に合わせて情報を伝達したり、構造化して整理するための原則として知られている。

切り口の内容は、それぞれ以下のとおりである。
Location(位置)
地図やフロア案内図のように、位置に基づいて情報を整理する
Alphabet(アルファベット順)
辞書や電話帳のように、五十音順やアルファベット順などの文字順で整理する
Time(時間)
カレンダーや履歴のように、出来事を時間軸に沿って時系列で整理する
Category(カテゴリ)
分野別やトピック別のように、同じ特徴を持つ情報をまとめて整理する
Hierarchy(階層)
企業の組織図のように、重要度や規模などの序列に従って整理する
図書館を例に挙げると、本をジャンル(Category)で分類し、さらに著者名(Alphabet)順に並べている。また、観光案内では、観光地の位置(Location)や訪問の時期(Time)に基づいて情報を整理している。このように、LATCHの法則は複数の切り口を組み合わせて活用されることも多く、情報を分かりやすく伝達するためには、状況に応じた分類方法を選択することが重要である。
分野:
テクノロジ系 » 情報デザイン » 情報デザイン
(シラバスver6.3)
重要度:
「情報デザイン」に属する用語
「情報デザイン」の他の分野
「テクノロジ系」の他のカテゴリ
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