ITパスポート 試験情報＆徹底解説

アクセスしようとしたWebページから別のURLへ自動的に移動させる仕組みである。ユーザーが特定のURLにアクセスした際に、WebサーバがWebブラウザに対して別のURLへのアクセスを指示し、Webブラウザが指示されたURLにアクセスすることで実現されている。

リダイレクトは、旧ページから新ページへのURL変更、httpからhttpsへの強制、モバイルページへの切り替え、ドメイン統一、認証などの正当な目的で使用されるほか、オープンリダイレクト、短縮リンクの悪用、偽サイトへ移動させるなどの悪用例もみられる。

リダイレクトにはいくつか種類があるが、元のページが恒久的に別のURLへ移動したことを意味する「301リダイレクト」と、一時的な移動を意味する「302リダイレクト」が代表的である（数字はHTTPのステータスコード）。